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2023年3月27日月曜日

<名前の読み仮名を変えて>(上)フジハラからフジワラへ

<名前の読み仮名を変えて>(上)フジハラからフジワラへ お墨付きない!? 個人情報 2023年3月23日 09時31分 記者の住民票と読み仮名を変更した後のキャッシュカード。名古屋市の住民票に読み仮名の記載はない=名古屋市内で(一部画像処理) 記者の住民票と読み仮名を変更した後のキャッシュカード。名古屋市の住民票に読み仮名の記載はない=名古屋市内で(一部画像処理)  戸籍法の改正案が閣議決定され、これまで戸籍に記載されていなかった氏名の「読み仮名」が2024年度から必須となる見通しだ。記者(40)は1年前、住民票などの名字の読み方を「フジハラ」から「フジワラ」に変えた。その経験を振り返りながら、読み仮名が戸籍に加わる意味や影響を3回にわたって考える。 (藤原啓嗣)  「電話でできるよ」。昨年一月、役所に出かける用意をしていた私は、妻の言葉に耳を疑った。今住んでいる名古屋市では、名前の読み方を変更する場合、電話だけでも手続きが可能という。なんだか拍子抜けした。  福井県敦賀市出身の私は物心が付いた頃、家族から「名字はフジハラと読む」と教わった。周りからはフジワラと呼ばれることが多かったが、名乗るときはフジハラと言い続けてきた。  フジハラという読み方は全国的にも珍しいようだ。名字研究家の高信幸男さん(66)=水戸市=は「恐らく多くの藤原はフジワラ。地域による発音の違いや、なんらかの事情で先祖が読み方を変えたのでは」と推察。「フジハラは私にとって新しい発見。珍しくていいから、またフジハラに戻しては」と勧められもした。 ◆「法改正前に」決意  研究対象にはなるかもしれないが、生活は不便だった。確定申告の際、税務署の担当者がフジワラと思い込んで処理したため、フジハラの口座名義と食い違い、還付金が一時振り込まれなかったことも。長男と長女は小学校で「こっちの方が言いやすいから」と、それぞれフジハラ、フジワラと別々の読み方を使っていた。結婚で改姓した妻は「分かりにくい」と不満を訴え続けていた。  「手続きが複雑になる前に、分かりやすくしない?」。報道などで戸籍法改正の流れを知った妻に提案されたのが、読み方変更を決意したきっかけだった。  ◇   総務省によると、出生届に氏名の読み方の記入欄はあるが、戸籍には記載されない。現行の戸籍法に読み仮名は定義されていないからだ。ただ、住民基本台帳などには読み仮名が残され、市区町村が住民票や戸籍のデータを管理、検索する情報の一つとして利用している。 ◆役所で違う手続き  その読み仮名の変更手続きは自治体によって異なる。名古屋市は本人による電話か、「フリガナの修正申出(もうしで)書」を区役所に出せば修正できる。だが、同市の住民票に読み仮名はなく、変わったかどうかを示す文書は市から出ない。一方、私が以前住んでいた隣の愛知県北名古屋市では、住民票に読み仮名を付けており、住民異動届の振り仮名を修正して提出する。担当者は「年間十件くらいは変更の申し出があるかもしれない」と話す。  とはいえ、法務省の担当者は「自治体が氏名の読み仮名を公的に証明しているわけではない。それが正しいと担保もしていない」と指摘する。戸籍法改正後は、読み仮名を変える場合、家庭裁判所での手続きが必要となる見通しだ。  重要な個人情報の一つだと思っていた名前の読み方。それがこれまで、法的根拠のない、宙に浮いたような存在だったとは…。 <戸籍法の改正案> 戸籍の氏名に「読み仮名」を必須とし、読み方の基準を定める。今国会で成立すれば2024年度に施行される見通し。いわゆる「キラキラネーム」など本来と異なる漢字の読み方に一定のルールを設け、許容範囲を「氏名に用いる文字の読み方として一般に認められているもの」と明記する。 関連キーワード

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